ポイント
- 別マ、プチセブンなど雑誌連載多数!
- 悪魔のというより毒舌占い?アイデアの勝利!
- 鋭い占いで文字数も多くオモシロイ!
今回は悪魔の占いという恐ろしそうなサイトを見つけたので、こちらをレビューしていきます!
この占いは、悪魔の世界ではルシファーの右腕として悪魔国第2位の地位に君臨する「ベルゼブブ様」のものだそうです。
当たっているのかどうか、どんなテイストなのか、レビューしますよ!
ベルゼブブ様の、人間に向けた言葉とはどんなものでしょうか?
よく読んでみると、悪魔ベルゼブブ様が占うというのは設定で、実際に占うのはイザベラ・F・ミチコさんという占い師の方です。
そして、この人(?)がベルゼブブ様だそうです。
https://twitter.com/Akuma_Beelzebub
って、悪魔のくせにTwitterとかやってるし!
悪魔国から私たちの元に占いを届ける、超常的なシステムとは
さて、どんなシステムでこの占いが私たちに届けられるのでしょうか。
占い師のイザベラ・F・ミチコさんの枕元に、毎回ベルゼブブ様が現れて、占いをしていくのだそうです。
それをミチコさんが雑誌に掲載しているらしいです!
でも連載雑誌が少女向けだったりするので、今も信じている子供もいるのかも?
あっしまった!今は夏休みですね!
よい子の皆さんもこのサイトを見ているかもしれません!
夢を壊してしまったかも?ごめんなさい。
でも、サンタクロースは本当に居るのよ!本当よ!
ベルゼブブ様、悪魔国の実力者というより、蠅の王様として有名
って、ベルゼブブって聞いたことがありますね。
蠅(ハエ)の王様っていう意味ですよね。
しかも、悪魔国第2位の実力を持つことよりも、そっちのほうが有名なんじゃ……。
調べてみると元は、もっとカッコいい意味の「バアル・ゼバブ」と呼ばれていたのですって。
でも、後の人たちが、からかって「蠅の王」という意味の「バアル・ゼブブ」と呼び始めたらそれが定着してしまったのだそうです。
けっこう可哀想ですね(笑)。
イラストもちょっとズッコケた感じですよね。
6月と7月の占いが当たっていたのか、検証します
ではまず6月の占いから検証です!
わりと毒舌ぎみですね!
「今月は携帯・スマホのピンチだからな。落として割ってしまうとか」
他にも、間違ってボタンを押す、間違い電話をかける、無くす、などのミスの可能性があったのだそうです。
う~ん。私は星の巡りがよかろうが悪かろうが、こういうことは毎月あります!
当たりなのでしょうか?わかりません!
でも、無くすとか落とすとかはなかったです。
それでは、7月の占いを見てみましょう!もうすぐ7月も終わりです。
「やる気が出て、部屋の片付けが進むおまえ」
これは、当たってますね!
本当に久しぶりに部屋を片付けました!
すでに今は元の散らかった状態に戻っていますけどね。
イラストが個性的なベルゼブブ様の占い、おとめ座は?
さて、いつもさそり座ばかりで申し訳ないので、イラストの可愛い星座も見てみましょう!
おとめ座の2016年は「幸運期」なのだそうです!
まだ半年あるので羨ましいです!
みずがめ座の2016年は「変化の年」だそうですよ!
がんばってください!
1年の占いのこのアイデア、ネガティブな結果も受け止められる!
さっきの、おとめ座やみずがめ座の占いは、1年の運勢でした。
無料で見られるし、はっきりした運勢を書いてくれているので、よくわからない有料占いよりも使えるかも!?
こんな風に「天使と悪魔の会話」風になっています。
なので、ベルゼブブ様の毒舌を天使が和らげてくれて読みやすいです。
「おっと、9月以降は「破局運」が出ているゾ。大丈夫かなぁ?フフ」
あら、こちらは悪魔の言葉のほうですね。
どれで占っても、私のこの夏の恋はうまくいかないようです。
謎の占い師イザベラ・F・ミチコの秘密を暴く?!
しかしこの、ベルゼブブ様のお言葉を代弁しているという占い師、イザベラ・F・ミチコさんとは、どんな人物なのでしょうか?
普通に検索してもまったく出てこなくて、たまに誰かが「突っ込みどころ満載の名前だなあ」とか書いているだけ。
これはいらん情報ですわ~(笑)。どんな人なのか知りたいのに。
本も出ているみたいですが、このネット社会、ちょっとアホなtweetをしただけで本人を特定できるのに、ぜんぜんどんな人なのかわからないのです。
こんなに素性を隠しておけるものなのでしょうか。
それに何十年も同じ悪魔占いを連載しているのです。
年齢はいったい何歳なのでしょうか?
推理の結果、イザベラ・F・ミチコさんの正体について、こういう5つのことが考えられます。
- 実は、本当にベルゼブブ様がいう通りで、占い師の正体は悪魔の魔力で隠している
- 本当はベルゼブブ様が全部やっていて、架空の占い師が居るのだと嘘をついている
- 占い師の人がマジで身元を隠すのが巧い
- イザベラ・F・ミチコは世襲制で、すでに3代目である
- 出版社の人が何人か交代で担当して、記事を書いている
あっ!
サンタクロースは本当に居るんですよ!よいこのみなさん!
ポケモンは、ほんとうにキミの街に居るんだよ!
キミが危ない場所に入っていくと、ポケモンが悲しむよ!
はっ、失礼いたしました!
というわけで、イザベラ・F・ミチコさんの謎は解けずに終わってしまいました。
ちなみに私のまちは、田舎すぎてポケモンは1匹もいませんでした。
30年前の栄光を忘れることのできない、ズッコケ悪魔
あとどうでも良いんですけど、この悪魔が何度も自慢している「プチセブン」というティーン向けの雑誌、全盛期は80年代なのだそうですよ。
30年経っていますよね。
悪魔本人がそう書いているのですから、間違いないでしょう。
ことあるごとに、この雑誌での連載が人気だったと訴えているベルゼブブ様、ちょっと過去の栄光を忘れなさすぎじゃないでしょうかね。
今は、雑誌も休刊になり、これまで女子高生や若い女性向けだったのに、なぜか男性向けの「DIME」で占いを連載しているのだそうです。
そして、インターネットでもこうして無料で、ベルゼブブ様の占いを見ることができます。
ほかのサイトには「悪魔ベルゼブブ三姉妹」という占いコーナーも連載しています。
なんと「AneCan」のサイトです。
過去の栄光にすがらなくても充分売れてるじゃないですか(笑)。
お父さんのベルゼブブ様と違い、三姉妹はおしゃれで可愛いですよ!
厳しい言葉もズッコケ悪魔に言われると入ってくる、設定の勝利
しかしこの悪魔、そして天使もたまに出てくる設定、すごく良いですね。
私は、親に強く言われると必ず反対の行動をするという子供でした。
この性格のねじ曲がり具合は置いといて、たとえば誰でも見ず知らずのおばさん占い師に、決めつけたような発言をされたら嫌なのではないでしょうか?
「あなたはナルシストですね!」
とか。占い師のおばさんのキャラクターにもよるでしょうけど、普通は気分良くないですよね。
それなのに、ベルゼブブ様に「お前はナルシストなんだよ」みたいに書かれても、なぜか「あー私そうかも」と受け入れる気持ちになってしまいます。
現実とかけ離れたキャラクターだからでしょうか。
設定の勝利と、読みやすくわかりやすく、当たっていたベルゼブブ様の占いでした!
こいつ結局良い悪魔じゃん!って思いましたよ。
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